講座案内:基礎看護学講座[健康科学]
担当教官
- 教授
- 石崎 武志 takeshi@u-fukui.ac.jp
研究内容
- 在宅酸素療法者のQOL研究
基礎看護学および地域看護学のスタッフとともに福井県在宅酸素療法患者会の設立と運営に取り組み、患者さんの視点からのQOLの評価の方法を模索している。また、北陸呼吸ケア研究会、日本呼吸管理学会、米国呼吸器学会(ATS)にその成果を発表し、看護学科学生の卒論や修士論文にまとめられている。昨年度からは、さらに、タバコ喫煙のQOLの研究にも着手した。これら一連の研究は本学の中期目標の一つである病める人のQOLの評価、改善への模索に沿うものである。また、タバコ禁煙の学生講義(看護学科2年生)も総合診療部の酒井哲夫先生と共同で開始した。今後、禁煙教育の重要性が増すと予測する。 - 肺血管NOS調節機構の分子化学的研究
本学病態制御医学講座との共同研究である。大学院生の博士論文テーマとして低酸素と肺循環反応をNOS、PGI2に焦点を当てて検討している。本研究は文科省科学研究助成金(基盤C)を2004年度から得た。成果を2004年3月日本呼吸器学会のワークショップ、5月米国胸部疾患学会、8月国際高地医学会でそれぞれ発表した。 - 高地棲息動物の肺循環特性の研究
信州大学との共同研究の延長線上に位置し、文科省科学研究助成金(海外基盤B)を2004年度から得た。中国青海省青海医学院、キルギス国立循環器病センター、およびコロラド大肺高血圧センターとの共同研究を開始した。(2)とも関連するが、呼吸不全患者の治療応用の可能性を求める研究である。今後も、形を変えて共同研究を続ける予定である。
キーワード
- 在宅酸素療法
- QOL
- 肺高血圧症
- NOS
- 高地適応
- 呼吸不全
担当教官
- 教授
- 重松 陽介 yosuke@u-fukui.ac.jp
研究内容
タンデム質量分析計を用いた新生児代謝異常マススクリーニングのパイロットスタディ(日本学術振興会 科学研究費補助金・基盤研究(C)(2) および厚生労働省科学研究費補助金・子ども家庭総合研究事業による)では、約45万新生児の中から50例の患児を診断し、このスクリーニングを日本全国に 拡大する基盤を形成した。また、脂肪酸酸化異常症の化学診断については、前年より引き続き、我が国における中心施設として全国各地の医療機関のみならず、 インドや中国の研究機関からも分析依頼を受け付け、多数の患者の診断に貢献した。更に、有機酸代謝異常症患者の化学診断や治療評価のための生化学分析の成果を基に診断治療指針を作成した。先天異常・内分泌疾患の臨床研究では、軽症クレチン症に関する検討を行った。
キーワード
- 新生児スクリーニング
- 先天性代謝異常症
- 成長障害
- 質量分析
- 栄養障害


